「吉方旅行」
私の吉方旅行、マニュアルどおりには出来なかった。
一人でゆっくりも・・・ 早寝も・・・
計画が立てられず、人にご迷惑をかけ、行く前から人に頼りきった旅。
私は一人では何も出来ない。
決められない。
どこに行くのかアイデアがない。
ダメな私だ。
でも、たくさんの肉体を持った地上の天使たちが行き先を導いてくれる。
そのままの 情けない 私を受け入れてくれる。
何も自分で決めようとすることなんてなかった!
情けない私でもいい!
ダメな人間でもいい!
情けない私だから、ダメな人間だから たくさんの ”人” という天界から地上に使わされたもの ”天使” がちゃんとついていてくれる。
助けてくれる。
何も心配することなんかなかった!
出発前に友人たちに落ち込みながら話していた。
私は旅行のときはいつも人に頼ることになってしまう。
初めてあった人にもいろいろ連れて行ってもらったり、おごってもらったりして一人ではできない。
「ダメなんだよ~」、と。
その時友人たちは言った。
「あきちゃんは愛されているじゃん」
「愛されている人っているんだね~」
「そんなに人がしてくれる人っていないよ!」 と。
友達の言葉は本当だった。
私は愛されているのだ!
とてもラッキーなのだ!
自分で ダメダメだという見方しかしていなかった!
自分の意に沿わないとき、自分が上手く出来ないとき、一人で我を張って違うものになろうとしている。 立派に出来ない自分をダメだと決めつけ、自分を貶めている。
違う者になろうとしているから、目の前にある幸せに気づかない。
昔は何でも自分でやれたのに!
どんどんダメになっていく・・・ と、
こんなふうに自分を責めていたけれど、
だからこそ見えたものがある
ダメになることは悪いことじゃない!
こんな者でいいのだ。
「こんな者でいい」 と自分のキャラクターをそのまま丸ごと認めたときに 美しい人達が見える。
愛が見えてくる。
闇の中に光がある。
私の周りには美しい人達で溢れてる!
愛で満たされている!
そんなことを実感する旅だった。
吉方旅行の効果は1、4、7、10、13の法則で いずれかに出てくるんだそう。
さて、どうなるのか・・・
何も状況は変わっていない。
だけど、心の中が大きく変わっている気がする。
いま、とても幸せだ。
そして愛されていることに気づく